一つ上の有機栽培!

いしかわ製茶 石川龍樹

2010年09月29日 22:05

昨日今日と国際有機規格ヨーロッパIMOの検査がありました。

外国人の検査員さんに英語小学生レベルのボクが対応できるはずもなく、通訳さんを介しての査察を受けました。

日本の有機JAS規格を取得しているのに何故さらに厳格な国際有機規格を取得しているかといいますと、取引業者を通じて、アメリカやヨーロッパにお茶を輸出しているからです。

海外、ことにヨーロッパでは有機栽培の意識が高く、農家の10%近くが有機農業に取り組んでいます(日本は0.6%)。当然需要も多く、健康志向も高いので、体に良い有機栽培茶の市場となる訳です。

日本でも有機栽培の意識は徐々にですが高まりつつありまして、昨日は予定が重なってしまいましたが、有機栽培の先駆者である我がいしかわ製茶に全国のお茶の研究機関、試験機関から有機栽培の視察もありました。

有機栽培への取り組みを説明するいしかわ製茶経営者石川哲雄(右端)


有機栽培に関して何が先駆者かと言いますと、まだ農薬使用の栽培が当たり前だった昭和53年に下山に茶樹を定植し、それ以来農薬を一切使用せずに栽培し、平成6年に有機JAS規格が誕生すると、てん茶(抹茶の原料)栽培農家として初の有機認定を受け、現在も国際有機規格を取得するなど常に一歩先んじた栽培を心がけているからです!

日本でも有機栽培茶や有機農産物がたくさん売れる日を夢見て微力ながら頑張る夢農人いしかわでした♪

関連記事